自分の転職経験は5回ほど、
転職した業界はIT業界でいずれも30代の転職でした。
IT業界から一時離れましたが、
フリーランスとしてIT業界に戻ってきました。
フリーランスの働き方が個人的には合っていると感じていますが、ここでは5回の転職経験から感じたことを書いています。
私自身は他業種へキャリアチェンジもしたことがあるのですが、収入面や働き方、環境面に課題を感じIT業界へ戻ってきました。
IT業界は10年以上慣れている環境でもありますが、IT業界は案件数が非常に多く仕事の選択肢があります。これは別の業界に行ったからこそ分かったことです。
これから転職を考えている方、IT業界を就職先として考えている方の参考になれば幸いです。
転職においては、顧客に直接接するサービス業であれば直接スカウトされることも多いようですが、業界を問わず基本的には転職支援サービスを使う方が多いと思います。
転職支援サービス
転職すること自体は一般的になっているので今更書くことでは無いかもしれませんが、転職支援サービスを簡単に分類すると以下の3つです。
- 特定の職種に特化したサービス
- 複合職種を取り扱うサービス
- 公的サービス
公的サービスは転職者は失業手当をもらう際にも利用することになるため、転職する際には必ずと言っていいほど接することになります。
公的サービスも 2.複合職種を取り扱うサービス 同様に取り扱われている職種は様々ですが、企業が行う転職支援サービスとは毛色が異なるため分けています。
いずれのサービスを利用するにしても転職希望者はサービスの利用料はかかりません(無料)です。
特定の職種に特化したサービス
特定業種に特化したサービスは、種類が多く業種も年々増えているようです。
また、それぞれサイトの作りは似ていますが、使い勝手はサイトによって異なるので2~3社登録してみて使いやすいサービスを中心に使うのが良いと思います。
登録サービスが多いと応募管理や求人を探すのが大変で各サイトで求人の被りもあるため、登録数が多いと時間効率が悪くなるためです。
もしかしたら特定のサイトにしか求人を出さないという企業もあるかもしれませんが、転職したい企業が決まっており希望先企業にしか応募しないという場合以外は気にしなくていいでしょう。
もし就職希望先の企業にのみ応募するつもりであれば、その企業の公式サイトから応募することをおススメします。
ここではひとまず自分の経験があるIT業界の転職に関して書いていますが、
更なる収入アップとキャリアアップを目指すならコンサルタントの道も一つの選択肢だと思っています。
また、最近ではIT業界が未経験でも学びながらキャリアチェンジする方法もあります。
基本的には経験者のみ転職対象となりますが、もしIT業界へのキャリアチェンジを目指している方は今後の参考にしてみてください。
新しいサービスの多くはその中心にIT技術関わっていることも少なくないためか、友人が「俺もIT業界にすれば良かったな」とよくもらしています・・・
IT転職でおススメ
転職ドラフト
2022年の最新データでは、年収アップ率が96%で平均年収アップ額は179万円と驚異の年収アップ率。
その特徴は競争入札型というまさしくドラフトの名前にふさわしい転職支援サービス。
サービス対象となる勤務地は、関東(東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉) 関西(大阪 / 京都 / 兵庫 / 愛知)の8都府県。
現在の年収を非公開にでき、企業からダイレクトスカウトされることで高い年収アップが見込めます。
その反面か求人数は他の転職支援サービスと比較すると少なく厳選されている印象を受ける。
転職者視点で考えると採用枠が少ないことはデメリットのようにも捉えられるが、
年収アップ率が魅力的なため他のサービスでの転職活動と並行利用したいサービス。
ギークリー
IT転職の中でもWeb業界、ゲーム業界に特化した転職支援サービス。
業界に特化しているからこそ、担当の専門エージェントによる手厚いフォローで交渉事も安心して任せることができる。
サービス対象となる勤務地は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の4都県。
IT/Webの求人数は27000件以上(2023年6月時点)で年収UP率は81%(2023年1月時点)
求人数が豊富で独占求人の取り扱いもあるが、ギークリー独自の分析とマッチングにより最適な求人への応募が可能。
理想のキャリア形成のために、まずは情報収集を始めてみてはどうでだろうか。
レバテックキャリア
ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1にも選ばれたことのある転職支援サービス。
IT/Web業界に特化しており、アドバイザーによる最適なサポートが受けられる。
同社のサービスとして、レバテックカレッジ、レバテックルーキー、レバテックフリーランスがあり
経験者のみというサービスが多いなか学生・新卒・経験者・フリーランスまで幅広く支援しているのが強み。
同社内のサービスでもあるため、ステップアップ時にも相談をしやすいサービスとなっている。
(マネオ自身が利用したサービスでもあります)
IT業界が未経験なら
DMM WEBCAMP
現役エンジニアからマンツーマンの学習サポートを受けられるスクール。
学べるのはプログラミングの他に、Webデザインや動画編集、AI・データサイエンスのコースが用意されている。
受講生の97%が未経験者で、卒業後は希望に応じて転職や副業のサポートを無料で受けることが可能。
現在IT業界が未経験でも、スキルアップやIT業界へのキャリアチェンジを目指しやすいサービス。
ENたま
未経験者を対象としたIT業界への転職支援を行っているサービス。
また、未経験者向けに作成されたオリジナルの実践型カリキュラムが無料で利用することができる。
未経験者への転職支援ということもあり、18~35歳と若い世代を対象としている。
IT業界の転職市場、社内の雰囲気や働き方などの情報提供や最適なキャリアの提案を受けることが可能。
複合職種を取り扱うサービス
個人的には職種に特化したサービスを使うことをおススメしますが、職種に特化したサービスがない場合は様々な職種を取り扱っているサービスを利用することになります。
複合職種を取り扱うサービスは転職支援サービスとしても歴史があり大手のサイトであることが殆どです。総合したようなサイトなので、IT業界など特定業界の転職でも活用できます。
キャリアに迷っているなど、他の職種に興味がある場合はキャリアチェンジの情報収集として他の職種を知るきっかけとしても利用できるでしょう。
私がこのサービスを使ったのは10年ほど前なので、もしかしたら現在はアップデートが入っているかもしれませんが、変わっていなければサービスの種類としては大きく分けて2種類で「求人サイト」と「転職エージェント」に分かれています。
「求人サイト」は、求人が掲載されており企業への応募やスカウト登録などをして基本待つスタイル。
それ以上のサポートはサイト側からは特にありません。(合同説明会等のイベントはあった気がします)
「転職エージェント」は、転職コンサルタントが間に入ってくれ履歴書等の添削や年収の交渉など色々とサポートしてくれます。
負担となりやすい交渉事を任せることができ、活動期限が決まっているなど積極的に転職活動をする時に向いています。
手厚いサポートがあるため転職エージェントを利用した方が転職成功率・満足度は高まります。
前述した「特定業種に特化したサービス」は私が知る限りは全て転職エージェントと同じ形式です。
求人サイト
リクナビNEXT
業界でも最大手のサービスであり、地域・職種を問わずあらゆる転職者にマッチする。
転職対象となる業種が幅広く、業界特化型ではないため圧倒的な求人数を誇る。
スカウト登録することができ、企業や転職エージェントから直接オファーが届くため、経歴や希望条件は必ず設定しておきたい。
また、自分の強みをグッドポイント診断で把握することができ転職活動に生かすことができる。
この診断では自分自身では把握しづらい新たな強みを発見できることだろう。
グッドポイント診断を受けるだけでも利用したいサービス。
転職エージェント
マイナビ転職エージェントサーチ
30代以上の転職サポートに強い転職エージェントとのマッチングサービス。
求人検索だけではなく、得意職種や対象エリアから転職エージェントを探すことが可能。
また、経歴と希望条件を登録しておけば企業や転職エージェントからスカウトが届く。
対象地域は、関東・関西・東海の主要エリアで、業種を問わず転職サポートが受けられる。
公的サービス
ハローワーク(=公共職業安定所)は国が運営する職業紹介サービス。
転職希望者は雇用保険料を払っていると思うので、退職した際の失業給付金の受給でも通うことになります。
インターネットによる求人検索もできますが、ハローワークに出向いた方が見付かる求人は多いです。
また、職業訓練を受けることもでき、知識や技術を安価に学ぶことができるため、実はキャリアチェンジがしやすいといった側面があります。(全く知れ渡っていませんが)
さらには、求人サイトや転職エージェントには無い求人もあります。(Web系の会社は転職支援サイトの掲載量の方が多いと思います)
これまでに紹介してきた転職支援のサービスは企業が運営しているので当然利益を求めているため、転職希望者は無料で利用できる反面、採用した企業側がサービス利用料を支払っています。
(給与3か月分ぐらい、サイトによって異なると思われるので一例です)
ハローワークの場合は、国が運営しており利益を求めないので企業側も利用料は無料。
そして企業は従業員を雇うことで雇用給付金という助成金も貰えるなど、転職支援サイトの利用料を払うのが難しい企業でもハローワークを利用するメリットがあるため、掲載求人に違いが出ていると思われます。
とはいえ、使ってみて感じたのは無料で使えるため求人掲載量も多いので色んな企業があると思いました。
転職支援サイトを使う以上にハローワークではフィルタリングが大事という印象を持っています。
ハローワーク:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html