
現在の通信制高校の中でも飛び抜けてて良いと思った高校が一つだけありました。
なんだったら自分が通いたいぐらいです。
通信制高校
高等学校通信教育においては、「全日制課程」の高校と違い、毎日決められた授業時間に登校する必要はない。主として自宅や、学習センター(高校が設置もしくは高校と連携した教育施設)などで学ぶことができる。単位認定は、添削指導および面接指導(スクーリング)ならびに試験によって行われるが、学校によっては高等学校卒業程度認定試験の結果や高校外の学習成果での単位修得も可能である。学校が定めた卒業要件を満たせば、学校を卒業できる。
高等学校通信教育における学習は、学習指導要領に基づく「高等学校」または「中等教育学校の後期課程」の、「通信制の課程」での学習であり、高等学校通信教育によって学校を卒業することは、「全日制の課程」の卒業、および「定時制の課程」の卒業と同一の効力(高卒学歴)を有する。
引用:高等学校通信教育
自分の子供のケースのように通学が困難である場合には、選択肢の一つとして十分考えられる手段だと思った。
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今と昔の違い
今回調べてみるまでは自分の学生の頃のイメージが残っており、中卒などで働きに出ている人など働いている人向けの高校というイメージがありました。
今では若年層も多く、不登校など自分の子供のように登校が難しい生徒が多いようです。
また、スポーツ選手や芸能活動など自分のやりたいことと学業を両立させるために通信制高校を選ぶ人も増えています。
通信制課程生徒数
昭和55年度128,987名
引用:高等学校通信教育
平成7年度153,983名
平成22年度187,538名
平成24年度189,418名
平成27年度180,393名
平成28年度181,031名
令和2年度206,948名[3]
少子高齢化が叫ばれるなか、この40年間で通信制の生徒数は1.6倍になっています。
今の時代に求められている学び方なのかもしれません。
授業(課題)
昔の通信制教育は教科書で勉強し課題レポートを郵送して提出するのが一般的でした。
全ての通信制高校に目を通せたわけではありませんが、近年ではeラーニング形式の学校が増えているようです。
パンフレットを見る限りは試験をオンラインで実施している学校もあるようでした。
学校によっては3年間全てオンラインで学習することも、年度毎に通学コースを選択し登校して学ぶことも可能です。
全てオンラインで学習可能とは言っても、単位修得においては最低限の登校日(スクーリング)が必要になります。
登校日は最低4日/年~と学校によって違いがありますが、通学の負荷は全日制高校に比べ格段に軽減されています。
通信制高校の種類
通信制高校の一括資料請求をする際に注意したいのはサポート校の存在です。
単体では高校卒業資格を得ることができないサポート校が一括資料に紛れていることがあるのでご注意ください。
通信制教育は学習負荷が低くなっていることも多く、進学などに適した学習量でないことがあります。
大学進学など進学を考える場合の選択肢としてサポート校があると覚えておけばいいでしょう。
また、サポート校によっても特色があるので進学する際は進学支援に向いているサポート校を選ぶといいでしょう。
サポート校の教員は教員免許状が必須ではないことも考慮して選択するべきです。
選択した高校によっては教育の質が悪いこともあるようですので、よくよく考えて高校を選択してください。
修得単位の引継ぎ(転入学・編入学)
転入は高校在籍中に別の高校へ転校することを指します。転入当日は新しい高校でスタートしその前日まで前の学校に在籍していたという形になり転入までに期間が空きません。
編入の場合は一度退学した後に別の高校へ入学することを指します。次の高校へ入学するまでに空白期間があり退学として扱われます。
どのような影響が出るかですが、転入の場合は在籍の高校が変わった以外は前の高校から引き継がれるため特に影響は無し。
基本的に引き継ぎになるので随時転校も受け付けられています。
編入の場合は入学時期が4月、10月などある程度決まっていて前の高校の修得単位は引き継がれません。
退学扱いとなるため、履歴書などの経歴には「退学」と記載が必要になります。
一番良かった通信制高校
比較する中で一番魅力的に感じたのは、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する、N高等学校・S高等学校です。(以降、N高・S高と略しています)
高卒資格を得るためだけに通信制高校に通う。
そんな運営方針が透けてみえる高校が多いと感じるなかで、進学や就職など将来に繋がりそうな可能性を一番感じました。
N高等学校はスクーリングで沖縄へ、S高等学校はスクーリングで茨城へ行く以外は基本同じです。
生徒数は両校合わせて約2万6千人で、高校としては日本一の生徒数を誇ります。
また、イギリスの教育支援団体が主催する先進的な教育校としてトップ10に選出(2022年)、2020年・2021年には「世界の100校」にも選ばれています。
47都道府県が対象地域の広域通信制高校
広域という言葉が示す通り、日本全国から生徒が集まってきます。
同級生が8000人以上居るなんて全く想像できませんね・・・
広域通信制高校とは、本校所在地を合わせて3都道府県を対象としている通信制高校のことで、N高・S高は募集地域が全国のため間口の広い通信制高校になります。
入学制限無し
全日制の高校であれば、当然定員が決まっており25~40人程度であることがほとんどです。
通信制高校においても、高校によっては定員が決まっていますがN高・S高は特に定員の制限は無いようでした。(そもそも現時点で日本一の規模なので講師やサポートメンバーの人数が多いのかもしれませんが)
いくつかの高校を比較検討しているなか、返答期限が短かったり回答をせっつかれることが無かったのも良かった点です。
カリキュラム
通学コースは5つ(ネットコース/通学コース/オンライン通学コース/通学プログラミングコース/個別指導コース)から選べます。オプションとしてN塾を選ぶことができ進学をしたい場合など、新たにサポート校の選定をする必要がありません。
また、課外授業ではプログラミングやWebデザイン・職業体験・留学など普通の高校では経験が難しい授業でも選択して学ぶことができます。
そして、ネットで学ぶ映像授業は無料で好きなだけ学習可能。通信制高校の中でもこれだけ幅広い知識を得られそうな環境は初めてみました。
個人的には映像編集やAIに関する授業が気になりました。
スクーリング
2年次に在籍校(N校:沖縄 or S校:茨木)へ行く必要がありますが、1・3年次は近場のスクーリング会場に向かうことになります。
高校によっては毎年本校へ行く必要があるため、本校の場所によってはスクーリングが負担となりかねません。
通信制高校の卒業に関連する対面指導や特別活動(30時間)があるため、スクーリングは必修科目になります。
費用
N高・S高は私立学校ではあるのですが、最安値のコースでは24.3万円/年で就学支援金が支給されれば6.3万円/年です。
入学時に一括納付が必要になりますが、私立高校であれば100万円程度必要と考えていたので想定よりは安価です。
また、N高・S高は通信制高校の中でも費用はかなり安く抑えられていました。
その他
他の通信制高校と比べてもN高・S高はオンラインのイベントや部活などが盛りだくさんです。
文化祭(ニコニコ超会議)、ネット遠足、ネット運動会など他の高校には無い目新しいユニークなイベントも多く固定観念に囚われない施策が多いと感じました。
新しすぎてアレルギーが出る人もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には今の時代ならではの高校だと思いました。
まとめ
通信制高校
- 内容と費用を考えるとN高・S高はかなり魅力的
- 今の時代に合わせた特別な課外授業がGood
- 定員数が多い高校は入学できる可能性が高い
自分が高校入った頃がインターネット黎明期で、それから随分環境は変わったものです。
今回子供のことがあり通信制高校を調べることになりましたが、自分が高校生の時にこんな高校があれば通いたかったですね。
大人になって色々経験してきたからこそ感じることかもしれませんが、面白そうな学びができる高校はとても貴重だと思います。
しかも日本全国どこからでも学びやすく地域や人を選ばないという点も興味を惹かれた要因です。
知ることができるいいきっかけになりました。模索すればなんとか道は見付かるものですね。
今回のことは環境が作られていたからこそ気付けたことなので、自分もそういう環境作りをできるようになりたいと思いました。
