稼ぎたいか稼ぎたくないかだったら、やっぱりお金を稼ぎたい!
こう考えている人、結構多いんじゃないかと思います。
ということでちょっと調べてみました。
~抜粋~
次に、「今よりもお金持ちになりたいか?」尋ねたところ、4割弱(38.8%)が「とても思う」と回答、以下「思う」(23.6%)、「やや思う」(22.9%)となり、9割近く(85.3%)が今よりもお金持ちになりたいと思っていました。
~抜粋~
「お金持ちや資産家のイメージは良いか?」尋ねたところ、約半数(45.3%)が「わかならい」と回答し最多。「良い」(28.5%)と「悪い」(26.2%)はほぼ同率の結果となりました。
~抜粋~
お金持ちや資産家に対して悪いイメージを持っている787人に「どのようなイメージがあるか?」尋ねました。最多は「わがまま・放漫」(39.5%)で、以下「ズル賢い」(33.2%)、「性格が悪い」(32.2%)と続きました。また、「グレーなことをしている」(30.2%)、「人を蹴落とす」(29.5%)、「怪しい」(21.1%)、「何か悪いことをしている」(18.0%)など「お金持ち=悪人」であるかのようなイメージを持っている人も一定数いました。
合同会社serendipity調べ
お金を稼ぎたくてもお金持ちのイメージができない
調査の結果9割近くの人がお金持ちになりたいと思っていることからも、調査に協力された方は現状に満足できておらずお金が足りないと感じている人達だと思います。
お金持ちに持つイメージは「悪い」の26%と「わからない」の45%を合わせると7割になりますが、少なくとも7割の人は自分がお金持ちになった姿を想像できていないのではないかと思われます。
イメージが悪ければ「自分はお金持ちになるべきではない」と無意識のうちに避けるでしょうし、分からなければ「漠然とした不安や恐怖を抱く」可能性は非常に高いでしょう。
お金持ちになる方法は学校では教えてくれい
お金にまつわる仕事はFP・税理士・経理など色々ありますし、経済学などお金に関連する学問もあります。
ですがそれらはお金持ちになる方法ではありません。(ヒントやエッセンスはあると思いますが)
お金に関する仕事をしていても、経済を学んだとしても、関わる全員がお金持ちというわけでもありません。
自分がお金持ちになるイメージは湧いてなくていい
悪いお金持ちにはなりたくないし、何をしているかよくわからないお金持ちにもなりたくありませんよね。
知らないことはイメージが湧かなくて当然です。悪いことをやりたいと思わないのも当たり前なんです。
お金持ちに「なりたい」か「なりたくない」か。そこには善も悪もありません。
お金持ちに対するイメージを変えればいい
お金は生きていくうえで必要であり、お金に余裕があることは決して悪いことではありません。
もし今お金持ちでないなら、どこかからお金を得なければお金持ちにはなれません。
あくどい稼ぎ方でなければ稼ぐことはお金持ちになるための正しいアプローチです。
育った環境によってお金持ちに対するイメージが凝り固まっているかもしれませんが、自分がお金を得た際に『悪いイメージのお金持ち』にならなければいいだけではないでしょうか。
富裕層
~抜粋~
預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入に伴う借入などの負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基に、総世帯を5つの階層に分類し、各々の世帯数と資産保有額を推計しました。結果は、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、および同5億円以上の「超富裕層」を合わせると148.5万世帯で、内訳は、富裕層が139.5万世帯、超富裕層が9.0万世帯でした(図1)。
~抜粋~
我が国の富裕層は事業オーナーである場合が多く、金融資産1~5億円の富裕層では、その約3分の1が事業オーナーであることがNRIの調査で明らかになっています。昨今は、金融機関にとって重要な顧客セグメントである事業オーナーとして、スタートアップ経営者が注目されています。スタートアップの事業立ち上げおよび運営の支援を担う金融機関には、スタートアップが抱える悩みや課題を把握、理解することが求められています。
NRI推計
富裕層・超富裕層以外の世帯は合わせて5264.9万世帯で富裕層は2%の世帯にあたります。
2%と考えるととても少ないですが、世帯数では148.5万世帯なので結構いると感じました。
考え方
これまでの経験で感じた、お金を得るために必要な考え方。
誰だって、いつからでも
老若男女誰だって、いつからでも、何にだってなれるし選ぶことができる社会です。
出身国によっては自由に選択することは難しいかもしれませんが、日本であればかなり自由に選択できます。
成功のイメージができないことは誰にだってあるでしょう。
でも、どうなりたいかを考えるのはいつからでも遅くありません。
足を引っ張られる
自分の考え方が変わり前向きになり行動を始めても、考え方を変えられない人・気付いていない人からは足を引っ張られることがあります。
タチが悪いのは見かけ上は善意のように見えて足を引っ張ってくることがある点です。
「お金持ちなんて目指したって成功しないよ」「なんか悪どい稼ぎ方するつもりだろ〜」のような否定的な意見をお金稼ぎ以外のことでも耳にしたことはないでしょうか。
また、否定的な意見は一番身近な家族や両親ですら発してきます。それが心配からくるものか、固定観念に囚われた意見なのかはジャッジが必要です。
自分のことを100%完全に信頼してくれる人と付き合えといっているわけではありません、イエスマンにだけ話をしてみろということでもありません。
相手がフラットな目線であるかをしっかりと判断してください。
持っている物で勝負する
「配られたカードで勝負するしかないのさ」というのはスヌーピーのセリフですね。
引用されている方も多いのでまたかよって方もいるかもしれません。
ただこれ自分にはとても刺さりました。
個人的に感じたのは「努力が無駄だ」とか「努力する必要が無い」ということを言っているのではないと思います。
自分が意図したタイミングでなくとも勝負の瞬間は来ます。むしろ自分の意図したタイミングで勝負できることの方が少ないはずです。
いざ勝負の瞬間を迎えたら、どんなに足りないものがあろうとも手持ちのカードで勝負するしかありません。
もちろん勝負の前に努力で磨けるものもあれば努力ではどうしようもないこともあるでしょう。
「配られたカードで勝負するしかない」は「その時持っているカードでしか勝負できない」ということ。
だからいつ勝負の瞬間が来てもいいように「手持ちカードを揃えておく」という意識が大切です。
常に勝負下着!そういう意識が大切なんです(!?)
間違った方向性の努力
努力することは大切ですが、1日の時間は24時間と誰にでも等しく有限です。
時間が限られるので一生のうちに努力に費やせる時間も限られてきます。
資格を取得することで収入アップできる会社もあると思いますが、資格取得するだけではお金持ちになるのは困難です。
資格取得が間違っていると言いたいわけではありません。次のステップに進むために必要な時もあるでしょう。
ただ、お金持ちになるという点においては最善の手段ではないと言い切れます。
会社によっても異なりますが一般的な社員であれば、1000万円ぐらいの年収がほぼ上限値です。
会社員の生涯年収は3億円とも言われますが、この金額は会社によっても異なるので一概には言い切れませんが、身近な存在として親がどういった状況かを見れば判断しやすいでしょう。
学歴等バックボーン、年収規模、生活状況・・・どうでしょうか、あなたの家は一般家庭でしょうか?
もしそうならば、それ以上の収入がなければお金持ちにはなれないことは分かるはずです。
富裕層の項目にもあるように、お金持ちは事業オーナーであることが大半です。
やはり事業を興すのがお金持ちへの近道です。
チームを作る
自分一人でできることには限界があります。もちろん事業を始めたばかりの頃はスモールスタートで構いません。
一人で数千万円までは収入を得ることが可能だと思いますが、それ以上の収入を得てお金持ちを目指すのであれば、人に任せられることは任せて自分はオーナー業に注力すべきです。
ある集団の中で報酬が一部の人に集まる法則をパレートの法則と言いますが、これは経済統計から導き出された法則です。
例えば富の8割は2割の人達が持っているといった感じです。
「80:20の法則」とも言われますが、割合はともかく一部の人に富や権力などが集中している。ことが良くわかる分析です。
富裕層に事業オーナーが多いことからも、チームで稼ぐ方がお金になりやすいことの裏付けでもあるでしょう。
人はすぐ調子に乗る
これは、組織にも言えることですが組織は個人が集まって形成されるものなので、つぶさに見ていけば個人が大きく関係してきます。
調子に乗ることが悪いことということではなく、今までの自分を大きく超えた評価などを手にした時は人は落とし穴に陥りやすい状態です。
環境の変化後には誰にでも起こりうる状態であると思います。
元々お金持ちでなければ、収入が上がれば浮かれやすく散財や失敗を通して気付くことになるでしょう。
もし顧みていないとしたら、まだ失敗をしていないか失敗の途中かもしれません。
有名人でも一度こけて、再起したあとはどっしりと安定感を感じる人居ますよね。
逆に失敗し続ける人もいますけどね・・・あなたは調子に乗ったあとどうなりたいですか?
節約よりも収入を上げる
何かを欲しい時にまず考えるのは節約ではないでしょうか。
私自身も節約はしたことはありますが、目標を達成した後に継続することができなかったり。
そもそも我慢や抑制しなければ達成が困難な場合はかなり窮屈な思いをしました。
私は節約がかなり苦手です。(散財が好きということではなく)
そもそも家庭が貧しかったのもあり、節約をすると惨めな思いを思い出すからかもしれません。
個人的に性に合っていると思ったのが、収入を上げることです。
節約であれば月1~2万円が生まれる状況に対し、収入を上げたら5万円増えました。
そして、節約には限度があります。どれだけ頑張っても収入以上には節約できません。
また、収入が増えれば増えるほど自己投資もできますし良い流れを生み出すこともできます。
節約も収入アップも両方できるのがベストですが、どちらか片方であれば収入アップをおススメします。
収入を上げる方法を模索する方が前向きな結果に繋がりやすいというのが私の実感です。
お金持ちへのロードマップ
- 価値観のアップデート
- 収入を上げる(副業など)
- 自己投資
- 事業拡大
このサイクルの繰り返しですね。私はまだ1~3の段階ですが、お金持ちは一発逆転ですぐになれるというものではないと思います。
仮になれたとしても、それこそあぶく銭で再現性も低いのではないでしょうか。
ギャンブルなどのお金はあぶく銭というのはよく言われますが、たとえ勝てたとしても手にしたお金を消費する一方だからでしょう。
長期視点で気長に目指すのがお金持ちへの道。
もっと面白おかしく自由に生きたい
お金を持っていれば持っているほど、より柔軟で自由になれている人が多いと感じている。
今成功している人たちの発信から影響を受けることも少なくありません。
まだ何も持っていない状態から、まるっとさらけ出してもいいじゃないですか。
連載始めた漫画家のように、最初と終盤で画が変わってもいいじゃないですか。
それこそ本当に価値観や考え方が変わっていった何よりの証拠ではないでしょうか。
自分はこの先どうなっているのか、定期的に見つめ直します。